【木造化・木質化見学会】「AIR断震システム」


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AIR断震システムとは

AIR断震システムは、地震発生時に空気の力で建物を浮上させ、地面の揺れを建物へ伝えにくくする地震対策技術です。

平常時は、建物基礎が人工地盤の上に着座しています。地震センサーが設定以上の地震波を感知すると、エアータンクから圧縮空気を送り込み、建物と地面の間に空気層をつくります。揺れが収まると建物は下降し、位置修正装置によって元の位置へ戻る仕組みです。

今回の見学会では、国土交通大臣認定取得による制度面の変化も踏まえ、技術の仕組みだけでなく、採用検討から設計・施工・維持管理までの実務上の要点を学びます。

※適用できる建物の構造・用途・規模、敷地・地盤条件等は案件ごとに確認が必要です。

開催概要

項目内容
イベント名木造化木質化見学会「AIR断震システム」
日時2026年10月9日(金)15時〜17時
集合時刻15時(開場14時30分)
視察先株式会社三誠AIR断震システム つくば展示場
所在地〒305-0034 茨城県つくば市小野崎437-7
アクセスつくばエクスプレス「つくば駅」から約1.3km
※現地集合、現地解散となります。
参加費無料
定員10名(先着順)
対象建築・住宅・木材・建材等の実務に携わる方
主催ハウス・ベース株式会社 
協力株式会社三誠AIR断震システム

※展示場への直接のお問い合わせはご遠慮ください。見学会についてのご連絡は、主催者までお願いいたします。

国土交通大臣認定取得の快挙|AIR断震システム見学会

空気の力で建物を浮上させ、地震の揺れを伝えにくくする「AIR断震システム」が、大きな転換点を迎えました。

2026年6月30日、「AIR断震システム設計法」は、建築基準法第38条の規定による国土交通大臣認定(認定番号:SCMM-0002)を取得しました。

これまでは、建物を空気の力で浮上させる独自の構造であることから、案件ごとに国土交通大臣認定を取得する必要がありました。

今回の認定により、必要な検討書を添付することで、認定された設計法に基づく一般の建築確認申請で手続きを進めることが可能になったと公表されています。

これは、AIR断震システムが限られた案件で採用される「特別な技術」から、より多くの設計者・工務店・住宅会社が具体的に検討できる技術へ進む、大きな一歩です。

そこで今回、国土交通大臣認定取得後のAIR断震システムを学び、実物の建物でその仕組みと動きを確かめる見学会を開催します。

視察先は、株式会社三誠AIR断震システムの「つくば展示場」です。

AIR断震システムは、地震センサーが初期微動(P波)を感知すると、エアータンクに蓄えた圧縮空気を人工地盤と建物基礎の間へ送り込み、建物全体を浮上させる仕組みです。

つくば展示場では、一般的な戸建て住宅を想定した木造2階建ての建物が実際に浮上する様子を見学できます。

図面や動画だけではつかみにくい作動時の感覚や、基礎まわりの納まり、設備構成を現地で確認できる貴重な機会です。

国土交通大臣認定取得後の「今」だからこそ見ておきたい技術

今回の認定では、装置だけでなく、設計方法や構造方法が体系的に規定されました。

株式会社三誠AIR断震システムの公表資料では、施工までの流れの効率化に加え、維持管理方法も認定内容に含まれたことで、品質管理やアフターサービスの基準が明確になったと説明されています。

優れた技術であっても、設計や確認申請の手続きが複雑であれば、実際のプロジェクトで採用するハードルは高くなります。

今回の認定取得は、そのハードルを下げ、住宅メーカー、設計事務所、工務店、商社などが採用を検討しやすい環境を整えるものです。

見学会では、認定取得の意味と実務上の変化を聞くだけでなく、認定された設計法を支える仕組みを実物で確認します。

この見学会で確認できること

  • 木造建物が空気の力で浮上する実際の動き
  • 地震センサーが揺れを感知してから浮上するまでの流れ
  • 人工地盤と建物基礎によるシステムの基本構成
  • 地震センサー、制御盤、コンプレッサー、エアータンクの役割
  • 浮上時に対応する設備配管や、建物を元の位置へ戻す仕組み
  • 国土交通大臣認定取得によって変わった確認申請の考え方
  • 認定された設計法に基づく設計、施工、品質管理、維持管理の要点
  • 採用を検討する際の建物条件、敷地条件、コスト、工期の確認ポイント

見学時には、実物を見ながら株式会社三誠AIR断震システムの担当者へ直接質問していただけます。

「どのような建物に採用できるのか」「計画初期に何を確認すべきか」など、実案件を想定しながら理解を深められます。

このような方におすすめです

  • 木造住宅や木造・木質建築の設計・施工に携わる方
  • 工務店、住宅会社、設計事務所、建材・木材関連事業者の方
  • 国土交通大臣認定取得後の設計・確認申請の流れを知りたい方
  • 耐震・制震・免震に加わる地震対策の選択肢を学びたい方
  • 建物だけでなく、室内の人や家具・設備への揺れの影響も考えたい方
  • 地震対策技術を発注者へ分かりやすく提案したい方
  • AIR断震システムの適用条件や実務上の留意点を直接確認したい方

当日のプログラム(予定)

  1. 主催者あいさつ・見学会の趣旨説明
  2. AIR断震システムの仕組みと採用までの流れ
  3. 国土交通大臣認定取得の意義と、設計・確認申請の変化
  4. つくば展示場の建物・設備見学
  5. 設計・施工・維持管理に関する解説
  6. 質疑応答・意見交換

※内容や順序は変更になる場合があります。

【木造化・木質化見学会】「AIR断震システム」申し込み

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    木造化・木質化で専門家の知見が必要な場合は、ぜひハウス・ベース株式会社までお気軽にお問合せください。

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    著者

    一級建築士。群馬県出身。芝浦工業大学卒業後、設計事務所・工務店・木構造材メーカー勤務を経て、2015年にハウス・ベース株式会社を起業。事業内容:住宅・建築関連の業務支援。特に非住宅用途の木造化・木質化支援(広報支援・設計支援・実務支援)に注力。木造非住宅オウンドメディア「モクプロ」を運営。

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